iPhoneを脱獄している人がよく使うアプリ「Action Menu」の使い方に問題があり、クレジットカード番号やパスワード、銀行口座などの個人情報がダダ漏れしています。
iPhone脱獄って何?という人は心配ありません。また、脱獄していない人も大丈夫です。ですが、調べてみると、通販サイトの運営者らしき痕跡もあり、そんなところで買い物をしていたら、思わぬところで情報が漏れていないとも限りません。
iPhoneの脱獄とは
iPhoneは、アンドロイドと違ってアップルの承認したアプリしかインストールできません。このプロテクトを破って、好きなアプリをインストールするように改造するのが「脱獄」です。カメラのシャッター音を消すアプリや、ハードの追加なしにテレビを見られるアプリなどがあるようです。これらはもちろんアップルから見れば違法であり、ただちに保証外になります。
Action Menu
こういったアップルが認証していないアプリのひとつに、「Action Menu」というアプリがあります。これは、画面を長押しすると出てくる「コピー」などのメニューを拡張するアプリで、「脱獄したら最初に入れたいアプリ」といったまとめサイトにもよく登場する定番アプリです。
情報漏れの原因は?
この「Action Menu」には「Send to Pastie(Pastieに送る)」というメニューがあり、これをいわゆるクリップボードと勘違いしている人が多いのが原因です。この機能は、コピーしたものを pastie.org というサイトに送り公開するのが仕様となっています。
つ・ま・り、「Send to Pastie」したら全世界に公開されます。
site:pastie.org “キーワード” で検索すれば、危ない情報がダダ漏れになっていますよ・・・
対処法は?
エゴサーチしたほうがいいかもしれません・・・
もし万が一ヒットしてしまったら、pastie.org に削除要請を・・・削除してくれるのかは未知数ですが・・・。